横浜遊学記



カテゴリ:⑤Study( 13 )


147:卒業決定したー…!

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写真はゼミの先生のHPからの無断借用ですが、毎日PV30くらいなので大目に見てくれるはず。
先生ごめんなさい。

横国経営学部の卒業審議は3月15日にありました。教授たちが集まって卒業認定の審査です。そして、ようやっと念願の卒業が"確定"しました!

長かった…。自業自得とはいえ、一年次単位30,二年次70,三年次後期は就職活動によってテスト全放棄とかなり偏った(メリハリのある?)学生生活を送ってきてしまったために、最後の最後まで単位不足におびえる毎日。これでようやく実家の敷居もまたげます(年末年始に帰ろうとして「卒業決まるまで帰ってこなくていい」というお達しを受けていました…)。

今更ですが、先輩,同期,後輩と、めちゃくちゃお世話になりました!
お礼に御飯おごるよー!っていってまだご馳走してない人がいましたら、さりげなく携帯までご一報いただければお食事ご一緒させていただきます。単位取得に協力してくださったみなさま、ありがとうございました。

梅木卒業できんのか?と気にかけてくださったみなさん、心配してくださってありがとうございました(留年する間抜けな梅木をあざ笑おうとしてくださっていたみなさん、ご期待に沿えずに申し訳ありません。はは)。
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by yokohama-yugakuki | 2006-03-16 21:56 | ⑤Study

126:卒業確定?!

今日、フランス語のレポートを提出しました。文法的な間違いは依然としてあるけど、なんとか意味の汲み取れる文章を書いたということで単位は認定してもらえました。良か可みたいです。この先生、最初の授業でこそ面食らったけど、4年間で受けた語学の先生の中では間違いなく一番面倒見が良かったと思います。来年からはフランス語1と2しかやらないみたいだけど。オススメです。

e0026795_2218405.jpg教授の部屋まで直接渡しに行ったのですが、OKをもらって部屋を出た途端にあしが少し震えていて、この半年間自分の中で"卒業する"ってことがかなりのウェイトを占めていたイベントだったのだと再認識させられました。そして空を見ると今日は快晴。そのまま野音にいって、天を仰いでしばらくぼーっとしてました。もうホントに、大学生活が終わるんだなー…というか、終われるんだなーと、感無量でした。

その後はまず仕事中の親に電話を入れ、実家の祖母に電話を入れ、レポートでお世話になった先輩に電話を入れ、自分の中で小さな達成感を反芻しました。妹は私立に進学しそうな雰囲気出てるし、実家のお荷物にならずに済みそうでほっとしました。

確認の意味も込めて、4年間で取った授業一覧。面白かったのは☆つけてます。

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■教養教育科目
◇主題別教養科目(30/24単位以上)*基礎演習科目を含む
 A.文化と人間社会(14/4単位以上)
☆ジェンダー論への招待,アジアの歴史C,音楽の基礎,現代政治(日本),☆心理学A,心理学B,世界の宗教
 B.自然と科学技術(8/4単位以上)
☆基礎統計学Ⅰ,基礎統計学Ⅱ,図形科学,地球システム46億年
 C.総合領域(6/2単位以上)
グローバリゼーションと企業,☆差異を生きる,☆経営者から学ぶリーダーシップと経営理論

◇基礎演習(2/2単位)
☆基礎演習

◇外国語科目
 A.英語(10/10単位)
Ⅰ(S,W,RL×2),Ⅱ(S,W,R,L),Ⅲ(A,B)
 B,フランス語(8/8単位)
Ⅰ×2,Ⅱ×2,Ⅲ×4

◇健康スポーツ科目(2/2単位)
健康スポーツ演習A

小計:50単位/46単位以上

■専門教育科目
◇学部必修科目(4/4単位)
簿記原理

◇学科必修科目(12/12単位)
経営学総論Ⅰ,経営学総論Ⅱ,国際経営論(通),比較経営論(通)

◇選択必修科目(16/8単位)
☆国際マーケティング論Ⅰ,☆国際マーケティング論Ⅱ,リスクと保険(通),☆比較法制度論(通),比較経営史(通)

◇法律関係授業科目(6/6単位)
企業取引法,民事基礎法(通)

◇ゼミナール(8/8単位)
☆谷地ゼミナール

◇夜間主コースとの相互履修(10/30単位まで)
☆経営行動論(通),経営戦略論,☆アジア企業経営論(通)

◇他学部との相互履修(4/8単位まで)
比較農業政策(通)

◇自由選択科目(20/上限なし)
行動科学,経営科学総論,ビジネスエコノミクス,経営情報論(通),マーケティング論Ⅰ,☆マーケティング論Ⅱ,☆インターネットコミュニティとEコマース,経営情報論Ⅱ,流通論

小計:80/76単位以上

合計:130/128単位以上

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後期の最初に「今年は授業にちゃんとでますー!」といっておきながら、結局テスト前に最小の努力しかしないといういつも通りのノリになっていましたが、狙った獲物はゲットしました。出席が超ぎりぎり(後1回休んでたら×)でおびえる日々を送っていた英語ⅡLも、テストが思いのほか出来ていて蓋を開けてみれば優。勉強するといっておきながら一度も出席しなかった授業については、シラバスに載ってる参考図書を読もうかと思ってます。←ほんとかなー?

基本的に学外活動メインの4年間だったのですが、面白いと思った授業にはちゃんと出てました。「☆」ついてるヤツは結構面白くて(個人的な傾向として、実践型の授業とか発言出来る回数が多い授業の方が評価が高くなってしまいますが)、先生が代わっていないのなら履修することを是非ともオススメしたい感じなんです。例外的に,「経営者から学ぶリーダーシップと経営理論」だけは話を聞くだけだけど面白かったです(これも公演者の方の話術に依っちゃうんですが)。

GPAは秘密ですが、放棄した授業入れちゃうと壊滅的です。これ、将来MBAを取ろうとしたときにネックになりはしないかとかなり怯えてるんですが。。。

卒業のための単位取得という意味でのお勉強はとりあえず一段落。
後は本棚にある未読状態の本を制覇して、神戸に向かいます。
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by yokohama-yugakuki | 2006-02-14 22:47 | ⑤Study

125:最後の戦い v.フランス語

今日は午後3時から午後10時半までスタバでひたすらフランス語のレポートを書いていました。といっても、全然難しい内容ではなくて、去年の総括と来年の抱負を書くというもの。つまりは、習った内容(半過去・複合過去・未来形)をしっかりと使って文章書いてくださいってだけなんで、楽勝なはずなんですが。なんせ作業を始めて20分くらいして和仏辞書がないことに気付いて有隣堂に買いに走ったくらいなんで、書こうと思ったことの8割は単語が分かんなくていちいち調べてるわけです。

e0026795_1532355.jpgそんでもって一応完成したので知り合いの東外大卒仏語専攻の先輩に添削してもらったわけですが、2時間の添削でノートが文字通り真っ赤になりました。

 「こんなんじゃ単位でないでしょ。」

という厳しい言葉をもらいながら説明を聞いていたのですが、レポートの半ばくらいから急に赤ペンが入らないくなりだしたので、
 「これって後半少しずつ上達してるってことだよね?」
と期待を込めて聞きました。
 
返ってきた言葉は、

 「本気で直していると時間までに終わんないから、後半力抜いちゃった。てへ。」

 「…。」

てへじゃないよー!
卒業かかってるんだよー!
マンションの手付金振り込んじゃったよー!

ということで、今から渾身のレポート(といっても日記みたいなものだけど)をワードに打ち込みます。そして明日は朝一でレポート提出して、9:00からバンド最終練習→12:00からオーストラリア大使館に挨拶。午後はライブの衣装決めとJPDUのT-シャツのデザインと枚数打ち合わせかな?
とりあえず、今日も一日がんばりましたー。いぇー。
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by yokohama-yugakuki | 2006-02-14 02:04 | ⑤Study

113:田舎と受験

いよいよ明日から二日間、大方の受験生の人生を左右するであろうセンター試験が開催されますね。ちなみにうちの大学も会場として指定されているため、今日から三連休となります。
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ところで、こっちにきて驚いたことの一つに、受験への熱心さがあります。田舎でも都会でも、子供により良い教育を受けさせたいという想いや、子ども自身が持つ目標へのこだわりの強さという意味では大きくさはないのかも知れませんが、やはり受験に対して払う金銭的な対価がかなり違うのではないかと思います。そもそも僕の育った仁多町や横田町(現;奥出雲町)には塾がありません。

だから、勉強といえば学校の指導+通信教育(意欲と金銭的な余裕がある人は都市部の塾の講習を受けに行ったりします)が平均的なんじゃないかな。同級生で関西の某旧帝大に進学した友達がいますが、塾に通ってる様子はありませんでした。彼はそもそも勉強好きみたいだけど。

僕がやっていたことも、学校の補習と先生の添削指導+通信教育(進研ゼミ)だけ。後は横田に住む昔とても勉強が出来たと噂のおじいさんのところに週に1回通っていました。でも、学校には赤本を始めとして学校別の紫の本(駿台だっけ?)や、教材のサンプル等が山積みになっていて、放課後はそれらをコピーしたり勝手に拝借させてもらって勉強してました。

多分田舎の方がちょっとだけ有利なのが一高校あたりの大学進学希望者の数が多くないこと。僕の学校だと、"大学進学クラス×2で60人/学年150人"程度。これに、各教科の先生2~3人。なので、こっちが意欲さえ見せれば結構手厚く面倒を見てくれます。多分、私立の進学校(比較するのはおかしいけど)だとほぼ全員が進学希望だと思うから、一学年300人だとしても単純に2,3倍程度の負担ですよね(教科ごとの先生の数が単純に生徒数に比例しているという仮定だけれど)。

全国模試とかは普通に受験できるので、全国の受験生の中での自分の位置とかはしっかりと分かるし、ちょっと松江の方まで出て書店を巡れば売れてる参考書とかも入手できるし(数学なら細野さんとか?)、単純に情報という側面から田舎と首都圏の受験生を比べると、めちゃくちゃ差があるというわけではない気がします。絶対必要なものは揃っている感じです。後は自分次第。

e0026795_23314949.jpg模試とかの試験を受けて、しっかりと自分のやるべきことを把握して戦略を立てて、スケジュールに落としてペースを守りながら状況に応じて臨機応変に戦略の建て直しとリスケを繰り返す。受験受験といっても、結局この繰り返しですよね。

そして多分一番難しくて、受験を受験たらしめているのが"あらゆる誘惑や自分の弱さに打ち勝って、ペースを守って決めた量の勉強をこなすこと"だと思います。これを助けてくれるのが、同級生のライバルであったり、塾の先生であったり。純粋に内側から湧き出る動機以外のものを考えたときに、こういう外面からの刺激が多いということが都会で受験することが出来る人のメリットの一つじゃないかなと。裏を返せばストレスな訳だけど。

明日と明後日、受験生が悔いのない結果を出せるよう、ささやかながら祈らせていただきます。
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by yokohama-yugakuki | 2006-01-20 11:45 | ⑤Study

88:今日の1題

e0026795_17392477.jpg火曜日は塾講師。中学受験の経験がない僕にとっては算数はほんとに新鮮な科目で、予習してると思わず「へぇー!」と声を上げてしまうような考え方に出会うこともしばしばあります。

中学からXとYを使った方程式に慣れてしまって、文字と数字だけを組み合わせて答えにたどり着く不自由さを楽しむという行為が、中学の時に「ハムストリングス(体の裏の筋肉)を意識して走れ!」といわれたときに感じたぎこちなさ(どこに力入れんのさ?!…的な)を思い出させる感じです。

ということで、今日ほーっと思った一問を紹介しようかと。

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(問)

1から50までの50個の整数があります。これらの整数を全部かけたときにできる整数には左から数えて(   )個の0が並びます。

*出典/渋谷教育学園渋谷中学校平成15年度第1回入試問題より

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僕が最初に考えたのは、1×2×3×4×5…×9×10=3628800という計算値を利用して、11からの20までの数列、21から30までの数列…と順番に適応していけばいいんじゃないかというもの。21=10+11というように分解して、分配法則を使えばでるんじゃないかなーと思ったのですが、1から50までを地道に掛け算して出す手間と対して変わらないことに気づいて頓挫。

恥ずかしながら10分考えても答えが出ないので解説を拝見。すると、ありました。ちょー簡単に答えがでる方法が。自分で解法を思いついたときの快感に比べれば劣るけど、その考え方に納得して自分のものに出来たときもやっぱり嬉しいものですね。ブログみてらっしゃるかたの中にはきっと簡単に解法を思いついた方もいらっしゃるかと。昔取った杵柄じゃないですけど、合理的な考え方が出来る人って、昔算数が得意だったって人が多い気がするんですが。以下、簡単に解説です。

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(解)

0が並ぶ個数=素数分解したときに10が入ってる個数と解釈します。だとすれば、10=2×5なので、2の倍数と5の倍数の数がそのまま並ぶ0の数になりますね。

1から50の整数の中にある2の倍数は 50÷2=25 5の倍数は 50÷5=10 加えて、5の倍数の中でも25と50はそれぞれ 25=5×5 で5の倍数を二つ含んでいますし、50=5×5×2 でこちらも5の倍数を二つ含んでいます。よって、1から50までの整数の中に含まれる2と5それぞれの倍数の数は 25個 と 10+2=12 で 12個となりますね。

10という数を一つつくる(積である整数のお尻に0を一つ並ばせる)ためには、2と5がそれぞれ一つずついりますね。なので、いくら2の倍数があっても、ペアとなる5の倍数の数が同じだけなければ10は生まれません。よって、2の倍数と5の倍数の数のうち、少ないほうの数に制限されてしまうわけです。つまり、1から50までの整数をかけたときにおしりに並ぶ0の数(積となる整数の中に含まれる10の数)は5の倍数の個数である 12 となります。

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こうやって書いてると簡単ですねー。でも、やっぱり入試っていう緊張する場面で適切なパターンや考え方をさっと時間内に思いつくかどうかとなるとみんながみんな出来るわけじゃないですよね。

算数のトレーニング、ボケ防止にもオススメです。
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by yokohama-yugakuki | 2005-11-24 11:00 | ⑤Study

83:一つの解答用紙から分かること

昨日は塾です。

で、持ってる生徒が某大手Sのフォローとしてうちの塾に来てるんですが、先日公開模試があったらしくて解答を持ってきてくれました。でも、解答用紙「だけ」。つまり、問題用紙や解説は一切家に忘れてきたとのこと。

「問題も読まずに解答用紙だけ見てなにがわかるねーん!」って、塾に入ったばかりのころ僕は思ってたんですが、師匠と(勝手に)仰ぐT先生が解答用紙だけをみながら生徒の状況とこれからの指導指針を社員の方に語っている姿をみて、いろいろわかるんだなぁと考え方を改めました。

以下が、その生徒の解答用紙になります。みなさん、たった一枚の解答用紙からこの生徒の状況に関するどんな情報が得られると思いますか?ちょっとじっくり考えて見てください(テスト用紙をクリックすると画像が少し鮮明になります)。

ちまみに、点数は63/150点。偏差値は40近辺です。

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はい。どんなことが分かりましたか?

「字が上手い」「部分点ばかりで完答が少ない」「空欄があるところはがんばってとりくむべきだ」
「某S塾とかっていいながら思いっきり塾名出とるやないけ!」...おっと、これは僕への突っ込みですね。失礼しました。3分くらいで大体指針がたちます。

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僕がこの用紙を見て立てたこれからの方針は以下です▼

 ①知識の徹底強化→(四科のま○めをもう一回転させる)
 ②問題文を読んでいるときのキーワード(または心情)チェックを厳しく→(線を引かせる)
 ③選択肢問題における消去法の技術を徹底させる→(選択肢を細分化するクセを徹底させる)

それぞれの根拠を示していきます。


【①知識の徹底強化 (四科のま○めをもう一回転させる)】

まずざっと見て目につくのは、漢字の知識の不足による減点の多さですね。大問■1をみるとわかりますが、10問中3問しか正解していません。大問■2の問1を見ても1/2問。そして、大問■2も問2はカッコの形から推測するに「熟語の問題」もしくは「記号で答えられることわざや古語成句などの知識問題」です。(このような解答欄の形で文章の大意を問う問題も稀にありますが、そういう場合は最後の方に設置されているはずです)こちらは全滅ですね。

こういった模試では、大抵知識系の問題は一問あたり2点と設定されています。では、この生徒が知識の不足によって失ってしまった点はいくらくらいになるのでしょうか?

 ■1    2×7=14
 ■2-問1 2×1=2
    -問2 2×5=10

    14+2+10=26 A.26点

全ての問題に解答することは出来ないとしても、四科のま○めを真面目に一周させれば8~9割は正答出来るようになります。8割と見積もったとしても 34×0.8=27.2 偏差値は50近辺では一ポイント当たり2~3点で上下に推移する傾向があるので、偏差値に変換すると 27.2÷2.5=11.2 知識の徹底復習によって偏差値は10程度上昇するという仮説を立てることができます。

もちろんあくまで仮定の話ですが、努力した後の具体的な数値を教えると生徒のモチベーションが全く違います。そして、こんな風に数値化しないと、具体的にどれくらいの損失を受けているのか生徒はなかなか自覚するのが難しかったりするんです。では次にいきましょう。


【②問題文を読んでいるときのキーワード(または心情)チェックを厳しく→(線を引かせる)】

これも気づかれた方が多いかもしれませんが、得点はそう高くないにも拘らず、解き残した問題というのが以外にすくないんですね。最後の記述問題まできちんとたどり着いている。そして部分点を得ている。これは2つのことを意味しています。

 1.読むスピードが問題量に対して十分であること
 2.全体の要旨を掴む力・表現する力があること
 *最後の設問は全体の流れ・筆者の主張を把握していないと得点することが難しい問題が多い。

では、なぜ部分点しかとれずに終わってしまうのか?それは、「解答に盛り込むべき要素」を書き残しているからです(■3の最後の記述問題なんて、2/3以上空欄ですよね。これだけのスペースがあるということは、問題製作者が書いて欲しいことがもっとあるということです)。

記述問題の採点において、筆者の主張やそのときの登場人物の心情を端的に表したキーワードがきちんと盛り込まれているかどうかというのが非常に大切です。なぜなら、問に対する答えとして完璧なのは全文を引用することであり、ある程度の文字数制限によってそれがかなわない以上、文章や物語のエッセンスを凝縮した特定の単語や一文を根拠として示すしかないからです。

こう考えていくと、部分的をさらに上げる、または完答を目指すためにしなければならないことは「求められるキーワードをより多く盛り込むこと」ですね。この子はそもそも要旨を掴む力はあると思われるので、あとは”いかに注意深く”より多くのキーワードを汲み取れるかにかかっています。

記述問題の配点は10~15点と少し幅広いのですが、7割得点の解答と作れるようになったとして二つの記述で (12.5×0.7-3)+(12.5×0.7-5)=9.5 偏差値換算すると 9.5÷2.5=3.8 キーワードを注意深く汲み取ることで4程度の偏差値の上昇が望めると推測されます。


【③選択肢問題における消去法の技術を徹底させる→(選択肢を細分化するクセを徹底させる)】

大問■3に注目して欲しいのですが、選択肢問題(アとかイとかの記号で答える問題)の正答率が低いことが分かります(何と比較して低いといっているのかという突っ込みが来そうですが、そもそも模試は偏差値を散らすために難度のレンジが明確に定まっていますし-少なくとも出題者はレンジを作ろうと努力していると思われる→①と②で検証してきた内容から推測する彼の実力55近辺の人間が出す正答率ではいと思われ、何か技術的な問題を抱えていると考えるのが普通です)。

ちまみに大問■3は物語分or小説であると考えられます。記述回答の「自分」「ママ」「~と思った」などの単語より推測されるのと、一般的な模試は様々な出題傾向の志望校を持った生徒が受けるため偏りのある出題になることは少ないためです。

では、技術的な問題とは何なのか?原因は2つ考えられます。

 1.そもそも本文の理解度が低い=そもそも読解力が低い
 2.選択肢の検証の仕方が間違っているor荒い→選択誌を細分化させる

②でも検証しましたが、読解力そのものがないならば最後の記述問題で部分点を取ることは不可能です(読めてない文章を要約することは不可能)。傍線部の前後を注意深く読めていないという仮説を立てることも出来ますが、これは②で提案した指針に沿って読解を行えばさほど意識しなくても解決される問題です。

つまり、本文の内容を理解しているのに選択肢問題で得点出来ていないということは、単純に技術的な問題があって対応できていないのではないかという仮説を立てることができます。

一般的に、選択肢問題は技術さえ身につけばほぼ間違えなくなります。ここでは少なく見積もるとして正答率8割まで上昇するとすると 2.5×5=12.5 12.5‐6=6.5 6.5÷2.5=2.6。つまり、選択肢問題の技術をきちんと身につけることによって3程度の偏差値の上昇が見込めます。

こうやってみていくと、生徒の偏差値の伸びしろ+指導のおおまかな指針が、問題文を読まなくても解答用紙一枚からある程度わかってしまいますね。あくまで仮説ですが、こうやって仮説を立てるのと立てないとのとでは、実際に問題文が手に入った後で検証する作業のスピードに相当差が出ます。なにより、その場である程度のフィードバックを与えてあげることの意味は大きいです。模試の直後が一番復習する気になっているので。

まとめると、この生徒はは受験までの3ヶ月弱で ①11.2+②3.8+③2.6≒18 程度偏差値として伸びる可能性があります。40+18=58 ですが、受験する学校によっては②,③による得点の伸びが上記の数値以上にることは十分に考えられます。

指針としては▼

 ①知識の徹底強化→(四科のま○めをもう一回転させる)
 ②問題文を読んでいるときのキーワード(または心情)チェックを厳しく→(線を引かせる)
 ③選択肢問題における消去法の技術を徹底させる→(選択肢を細分化するクセを徹底させる)

ですね。

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うわー、長くなっちゃいました...。何が言いたかったかというと、少ない情報から仮説を立てる作業ってなかなか面白いよねーってそれだけなんです。はい。

もし最後まで読んでくれた人がいれば心のそこからありがとうと言いたいです。ありがとう!
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by yokohama-yugakuki | 2005-11-17 10:15 | ⑤Study

53:Bonjour,France!

e0026795_514751.jpg親しい人はご存知かと思いますが、僕はフランス語を履修中です。

教室に行くと、雰囲気が怪しいのです。語学の授業なのに、数人しかいない。そして先生は言いました。

「卒業かかってるんだったら、登録変更することをオススメするね(この時期は履修変更がぎりぎりきく)。」

…先生、目がマジです。

授業は完全に少人数フランス語教室。ほぼ10分おきに当てられる授業なんて、高校生の時、社会のテスト前の授業以来だ。僕の隣の席には、”エースの佐藤”と呼ばれる男が座っていて、僕がミスすると代わりに答える。なんか、俺引き立て役みたいだぞ??

基本的な活用も満足に言えない状態ながらも、英語の単語と照らし合わせながら必死に場面を想像して半分くらい正解する俺。当てられるたびに感じるどきどき感、何年ぶりだろう。

授業が終わったとで、前期ノートを貸してくれた3年生の子が言う。
「私、前期からこの先生の授業狙ってたんです。あ、でも、語学は単位とれれば良いって思ってる人には向かないかもしれませんね。」ニヤリとほくそえむ(ように見えた)彼女。

おいおい、待ってくれ。
俺にだって向学心はあるぞ。
決めた。この授業で行く。

そして3月には、言ってやろう。
「単位は取る物じゃない、気づけばそこにあるものだ」と。

*写真「La Croix & La Maniere
 (パリの11区にあるリネンとクロス・ステッチのお店)
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by yokohama-yugakuki | 2005-10-26 03:28 | ⑤Study

40:後期の専門授業履修計画

e0026795_338599.jpgいよいよ大学生活最後の半年(…にする予定です!)が始まりました。後期の登録単位は24。卒業時には142単位になるよていです(最低取得単位数は128単位)。

前期は頼もしい同期や後輩に全力で助けてもらっての単位取得でしたが(企業取引法は優でした。ありがとう!)、後期は真面目に授業に出て、授業に単位数以上の意味を持たせようと思ってます。今期こそ、テスト前に頼られる人になります。

今回は取得予定の専門科目の説明と、取得しようと思った理由を確認したいと思います。

1.マーケティング論Ⅱ
前期のマーケティング論Ⅰとセットで履修しないと単位認定されない科目。教授は違う。マーケティング論Ⅰが企業と市場の関係性というマクロの視点からみるマーケティングだとすれば、後期のマーケティング論Ⅱは、消費者の購買行動というミクロの視点からみるマーケティング論。消費者行動を観察・分析するための視点を学び、それを企業の戦略としてどう組み込むべきかを考える講義。人間を主体として、環境とそれに対する反応をベースに分析する。

来年から始める仕事のベースとなる考え方を知ることが出来ると思ったから。

2.産業心理学
組織における人間関係の本質的特性、リーダーシップについての様々な理論やその理論ごとの特徴、職場で発生する人間関係に起因する様々ストレスに対する対処法、購買行動や広告の効果について学ぶ。

テーマがかなり多岐に渡っているので(それぞれのテーマで授業が出来てしまいそう…)、深められるか心配だけれど、心理学を経営学に活かす方法論に触れたいので。

3.環境マネジメント論
企業の継続な繁栄に対する環境への責任についての講義。CRS(Coporate Social Responsibility)・SRI(Socially Responsible Investment)についての異本的な理解を得るたための講義。環境マネジメントについて、経営学の理論を用いて分析するらしい。

ディベートをしていて、発展途上国と先進国がそれぞれ環境に対して負っている責任について考えさせられた。利益と富の循環、消費者の生活の質の向上だけじゃなくて、もっと大きくてすぐに数値で現れない大きな視点を持ちたかったから。

4.ショッピングモールの戦略的プランニングと実務
ショッピングモールの開発・展開・運営管理までを事例研究を中心に構成し、今SMが抱える問題を総合的に扱う講義。講師は実務に携わっている経営士を招き、現地視察も交えながらショッピングモールを一つのビジネスモデルのパッケージとして俯瞰することで理解を深める。

ショッピングモールという一つのビジネスモデルを川上から川下まで総合的に俯瞰したかった。また、モノの流れを理解することで仕事をする上での視野も広がると思った。

5.人的資源管理論Ⅱ
現代の人的資源管理の課題を考察する。人材の流動や企業のリストラクチャリングなどの問題を理論的に分析し、思考する能力を身に付けることを主眼とする講義。

キャリアパスについての講義が4回あるので履修。キャリアって言葉の定義を自分の中で明確にして、できれば外資と内資のキャリアに対する考え方の違いを明らかにして、自分の社会人としての身の振り方を考えたかった。

基本的に今まで授業にあんまり出ない不真面目な生徒だったけれど、今期こそはがっつり!読書では得られないものもあると思うし。外銀に行く友達は夜間授業までとってるから負けてられない!
…え?やる気になるのが遅いって?

*写真「横浜国立大学付属図書館二階」
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by yokohama-yugakuki | 2005-10-16 19:41 | ⑤Study

20:A passionate,a intellectual.

e0026795_052049.jpg大学一年の夏からお世話になっている塾は、首都圏では有名な進学個別指導塾。配属された校舎は幸運にも開校間も無かったので、カリキュラムの策定や中学受験生の指導など、普通はすぐには取り組ませてもらえないような仕事にも一年目から関ることが出来ました。

名物講師や看板講師と言われる先生の身近で仕事して、心構えとかノウハウとかに触れれて良かった。

・とにかく手を動かして図を描かせるクセを付けろ
・生徒の特性を見抜け,叩くときか褒めるときかを見極めろ
・中学受験は親80%・子供20%,親を巻き込めないと合格はない
・生徒がいつどの宿題に取り組むかを決めて初めて宿題を出したといえる
・本番で出せる力はおおよそ0.8掛け,合格したいレベルの1.2倍の力を付けろ

小学校時代には四谷大塚の一番上のクラスで偏差値70をコンスタントに出していたT先生。独特の書体で書く保護者宛のA4報告レポートは示唆に満ちてて、とても授業中の隙を縫って書いたものとは思えない出来。入りたてで右も左も分からないときには、彼の喋ってることを何でもかんでもメモしてファイルしてたなぁ。思いついたまま喋ってるはずなのに、書き落としてみると理路整然としててたまげました。上の教えはそんなT先生のもの。集団授業の心理操作とかは神業的。

そんな彼が理知的な先生のモデルだとすれば、情熱系は開成高校出身のN先生。生徒への厳しさはまさにスパルタ。叱った後のフォローがまた凄くて、強烈なファンも何人かいたようです。授業が終わった後も終電間際まで模試の分析をして、指導内容の改善。小学生の生徒も完璧に一人の大人として扱っていたからこその厳しさと誠実さだったのだろうと思います。T先生が巧みな心理操作でクラスを操れば、N先生は想いを真っ直ぐに生徒にぶつけることで生徒を動かすといった感じ。

国語の読解マニュアル・学校別傾向分析表・問題集別適性一覧表を作ったり。そんな先生たちに囲まれながら自分も何かしたいという気持ちに駆られて、いろんなツールを作って指導に当たりました。毎日が反省の連続で、人間を相手にしてるから指導のパターンはほぼ無限。でも、仮説があたって成績が伸びるときの快感たら他では味わえません。

きっと何年か経ってから振り返ったら、働くってことに対する基本的な考え方の幾つかはこのときに形成されたものだって思うんじゃないかな。時給3000円の講師になるって目標は達成できそうにないけど、お金じゃない部分での財産を勘定にいれれば、賭けた時間と努力に対してのPayは十分にありました。没頭し過ぎて2年の時に学校を辞めそうになったことも今となっては笑い種。

10月から復帰させてもらったらまた頑張ろう。
次の世代の人の仕事の能率が上がるようなtoolを残せたらいいな。

*写真「受験国語指導の版書/T.umeki」
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by yokohama-yugakuki | 2005-09-30 02:05 | ⑤Study

19:The begining of a seminar.

e0026795_105319100.jpg2003年9月20日。ゼミナール6期生初めての飲み会の写真です(ちなみに僕は左から4番目)。振り返ってみると、この写真を撮った頃からもう既に丸二年が経っていました。

今年の採用も変わったものでしたが(…というか変わったものにしましたが)、6期の採用も周りのゼミと比べると少し変わっていました。日本企業のアメリカ支社長が現地のスタッフに向けたスピーチについてのケーススタディ(っていうのか?)でした。

・舞台はカリフォルニアのディズニーランド
・アメリカ支社はその年過去最高の業績を上げた
・現地のアメリカ人スタッフの前で日本人の社長がスピーチをするが失敗

という設定でスピーチの本文が載せられた数ページの資料を基に、なぜスピーチはうまく行かなかったのか、どうやったら受け入れられたのかを文化的な背景を考慮しながら7~8人のグループで10分間ディスカッションするというもの。補助的にグループ面接と個人面接が設定されていましたが、評価の殆どはこのディスカッションを中心に決められたようでした。

資料は事前に発表されていたので読み込み、自分なりの答えを出した上でアメリカ人の教諭のところで考えを聞き、訂正版のスピーチを考えて万全の体勢で望みましたが、まぁ準備したことの80%はアウトプットするチャンスすらなかったです。だって7~8人もいれば発言時間は一人頭1分弱。先生の解説とかの時間も入れれば40秒くらいじゃないかな。考えを2,3言えれば上出来な感じ。そもそもケースもオーソドックスなものだったと思うし、なかなか飛びぬけた発想でアピールするのは難しいと思い、最後の質問タイムで自分の課題への取り組み方を交えながら文化的障壁を越えた相互理解についてのアドバイスをもらって終了。しっかし隣のやつはよく喋ってた!生徒の発言時間の半分は使ってた気がする。それがT。ゼミに入ってもやっぱりムードメーカー。

感覚的にはclearな合格って訳ではなさそうだったので(他にもグループが4つくらいあり、倍率は3倍くらい。上位3人に入ってたとしても他のグループにexcellentな生徒がいれば…)、どきどきしながらも緊張からの疲れで友達の家で昼寝をしていました。

そこに電話。一食(第一食堂の呼称)に呼び出されて、イケメンな5期生の先輩二人と個人面接。先方はどうやら成績を気にしているらしい。この時点で取得単位がいわゆる優等生な周りの候補者の約半分くらい。2年目終了の時点であと30単位をきちんと取れるか心配だったらしい。

先輩「単位取得のためのなんか具体的な取り組みはあるの?」
僕「はい。スケジュール表を作って管理しています。」

ここぞとばかりに、出欠の重要度や課題提出・出欠状況を一覧にした、覚えたてのexcelで作った表を見せる。作ることじゃなくて実行が一番大事なのは言うまでもないけど、なんか以外にしっかりした奴みたいだってことで納得してもらって無事終了。ちなみにこのゼミ、寮・出身地域・サークル・英語のクラス(Mr.Gageね)・学科まで綺麗に一緒な友人Aも受けていましたが二人揃って無事合格。彼はグループで留学生が多い中、完璧に仕切ってclearな通過をした模様。流石井原の秀才。

ゼミナールは噂どおり実践重視で発表の前は足と頭をおんなじくらい使った感じ。街角の女子高生に「アンケートに協力してください~!」ってやるのは最初もの凄い勇気が要りました(これは決して個人の趣味ではなくて、そのプロジェクトで組んだ女性の先輩が女子中高生をメインターゲットにした商品を開発していたので止む無い流れなのです)。飲み会がやたら多くって、先輩とからむ機会がやたらあるところがまた魅力。数年後のマイルストーンにしようと思っている先輩もいます。

最近のworksで印象に残っているのはやっぱり採用活動と結婚式。仕事そのものの内容も凄く骨があっていいのだけれど、こういう大きな仕事をぽーんとゼミ生に投げて任せてくれる先生の器の大きさ(怖いもの見たさ的な好奇心の大きさ?)にはいつも感服。お陰で普通じゃ出来ない経験をたくさんさせてもらえます。その分プレッシャーも大きいそんなオファーに"いつものノリでやっちゃおー!"って軽やかに取り組むメンバーも尊敬するけどね。

そんな彼らと取り組む先生のゼミ残すところあと半年。
もっともっと、価値のある経験という財産を残せたらいいなと思う。
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by yokohama-yugakuki | 2005-09-29 12:11 | ⑤Study


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