横浜遊学記



138:Gmailアカウント

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「我々としては、世界中の情報を整理し、表示することが我々の使命であり、そうした現在うまく整理されていない情報の中には電子メールも含まれる、という言い方をしたい。我々はこのことを念頭に置いてサービスを提供していく」(Rosing)

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噂の(そうでもない?)Gmail*のアカウントを入手したついでに、ちょびっとリサーチ。一番新しいニュースだと、ストレージの容量を1TB(現在の2.0GBの約500倍。標準的なパソコンのHD容量の4倍くらい。textだけのメールなら2億通くらい保管可能)にするとか。

インタビュー受けてたユーザーも「これだけの容量をどう使いこなせばいいかまだ分からない」と興奮しつつやや困惑気味。Googleサイド的には最終的に”活動が容量制限に全く制限されない状態”を目指しているらしいので(現在進行形で容量が上昇中。リアルタイムで容量の増加を見れるサイトも存在)、将来的にはどこからでも自宅パソコンのデータを取り出せるような環境が待ってるのかもしれない。最近のwinny関係のニュース見てると、セキュリティのクオリティ・ユーザーの意識改革はまだまだ技術開発のスピードについていってない印象を受けるけど。

そもそも2.6GBなんて容量を無料で提供してるんだから、それなりの代償はあるはず…とその通り。ずっと議論されてるのが、Googleが用いている"文脈検索型広告提示システム"です。つまり、メールの中から特定の単語の使用回数などを検索して、興味のありそうな広告を掲示するというもの。クリックされる可能性が高い分、広告からのリーチが多くなることが見込まれるので、普通のPOP広告よりも多めにマージンをもらって、これをサーバ維持費にかけているのかと思われます。

これが何で問題かと言うと、”メールをのぞき見られているから”。もちろん、Googleの主張に寄れば、厳密に言って文章そのものを読んでいるわけでななくて、使用頻度の高い単語をデータとして統計処理するだけなのでプライバシーは守られるということなんですが、恥ずかしい単語とか使ったときに、それが企業のマーケティングに使われちゃうのはなんかやっぱり不安。冷静に考えれば、最終的に何億って数になるユーザーに対して一人一人詳細に渡ってリサーチすることは出来ないだろうけど、○○代でライフスタイルは△△な感じの女性のデータは…とかっていう調査の為にメールに使われてる単語を調査されていろいろ想像されるのはちょっと抵抗あるかなー。

最近winnyを介した情報流出の事件が絶えなくて、Winmxも閉鎖されたことも手伝って、世論的には"新しいテクノロジーに対する恐怖感"みたいなものがちょっと広がってる気がする。

でもこれはどっちかというと、winnyの存在そのものよりも使用者の無防備さが問題を起こしたような印象を受けなくもない。よく報道される企業による個人情報の流出も、個人レベルでうっかりウィルスに感染して情報が漏れちゃうケースが多いようだし。つまり、リスクに対する意識を一人一人がきちんと高めなきゃいけないってことですよね。

とりあえず、この大きな容量のFree mailは引越ししてプロバイダ契約するまでの期間にも大活躍してくれそうです。

*アカウントの配布はこちら
*詳しい使い方のガイドはこちら
*Gmail=Google の使命は世界中の情報を整理し、どこからでもアクセス可能で有益なものにすることです。現在 Google では、この一環として Gmail というメールサービスを試験的に運用しています。 Gmail は検索機能つきの無料ウェブメールサービスで、約2,500 MB (2.5 GB) の保存容量が用意されています。また、Google の強力な検索エンジンでサポートされており、アカウントで送受信したメッセージをすぐに見つけることができるので、手間をかけてメッセージを分類する必要はありません。Gmail では、メールのすべてのやりとりが自動的に表示されるので、文脈に沿ってメッセージを読むことができます。また、ポップアップ広告や関連性の低いバナー広告ではなく、関連性の高いテキスト広告や関連ウェブページへのリンクがメッセージの横に表示されます。
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# by yokohama-yugakuki | 2006-02-28 18:22 | ⑥Issue

137:新生活に向けて

注目の一品。
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日立 洗濯乾燥機 DE-N55FX 価格帯 ¥40,000~60,000
*参照 価格.com

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最近、ヒマを見つけてはネットをさ迷って新生活のスタートまでにそろえたい家電のリサーチしてますが、斜めドラムに変わって僕の頭の中で手に入れたい家電NO.1の座に居座っているのが上の商品です。そもそも、斜めドラム(松下のそれに限らず、同じ形態の洗濯乾燥機全般を指してます)に惹かれたのはデザイン性と乾燥機能からでしたが、「どうやら洗濯物が乾かないらしい」という噂を聞きつけ、口コミサイトでリサーチ…やっぱり乾かないらしい。

そもそもどめんどくさがり屋なので、洗濯物を干し忘れて2度(ひどい時は3度)洗濯をかけることもしばしばで、近くにコインランドリーがあることも手伝って、天日干しできるような天気のいい日にも乾燥機をかけに行くことも何回もありました。からっからになるまで乾かしてくれるのが嬉しい。

それにしても価格.comは便利ですね。価格自体の比較も役に立つのですが、価格推移のグラフと口コミは助かります。買うタイミングを決めることが出来るし、買った後でしか分からないような不具合も隠すことなく掲載されてます(ユーザーの発言内容の信憑性にいまいち核心がもてないって意見もあるかと思いますが、これはネットオークションの信頼性加点システム-信頼の置ける取引を繰り返すことで、コミュニティ内での地位が上がっていくシステム-の応用みたいな感じで運営されてるのでは?と思いました。現に、大御所的な方もちらほら)。

僕の家電購入のポイントは2つだけ。1.時間の節約ができるか(いかに楽をさせてくれるか)と2.デザイン性があるか(置くことで部屋の雰囲気がよくなるか)です。このポイントに沿って考えたときに後二つ購入を考えてるものがあります。自動食器洗浄器と薄型テレビです。

家にあるものを売り払って、敷金返してもらって、価格的にOKなら三月中に購入もありえるけど、引越しに関連して何かと物入りだから新生活が始まってからゆっくりそろえようかな。
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# by yokohama-yugakuki | 2006-02-28 15:29 | ①Diary

136:neglect to do something?

e0026795_17573443.jpg土曜日はthum's upでライブを観て、連れの友達のBirthday。B系の方々ばっかりに囲まれながらも、彼らがケーキを顔に塗り付けあう愛らしい姿を見てすっかり和み、最後はなぜか強く握手して帰路に。

日曜日はEastersの第2回練習会+Spring campの準備合宿で新宿へ。ようやく参加者三人が顔を合わせる事ができた。リサーチしてきた資料を基に3分間のスピーチ×3周。その後海外大会経験者3人をジャッジについて練習ラウンド。

「国内にいるうちに学べることは、出来るだけ早く学び終わってから海外に行こう。その方がきっと得るものの質は高くなるはずだから。」

とくぼその君。その通りだよね。特に今年はPromotionから選考、教育まで結構熱を入れてやったから、自分達が出来る限り最高の結果を目指して欲しいなと、期待してしまう。

月曜日は午前は合宿準備(仕事ない+二日酔いでごろごろしてただけ)、午後は残りの家賃と新住居の契約金合わせて70万円を振り込んで、Beamsで裾合わせしといてもらったパンツを受け取って帰宅。ビジネスカジュアルなので、とりあえず一週間分の服のバリエーション揃えたい。

こんな風に、毎日何かしらイベントがあって、人に会って、その合間に本を読んで、スタバでノートを広げながら将来を考えたり、今までの4年間や人生全体を振り返ったりして、忙しすぎず、暇すぎず、比較的穏やかに毎日が過ぎてるんだけれど、時々理由もなく襲ってくるこの「忘れ物感」はなんなんだろうか。何か遣り残したような、なにか置き忘れてきたかのような。

社会人になって働いたら、もしかしてそんな感覚を持ってたことすら忘れてしまうのかもしれないけど。そうなる前に、この感情の本当の正体を見極めたいと思う今日この頃。
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# by yokohama-yugakuki | 2006-02-27 18:26 | ①Diary

135:記憶術より、想起術

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最初のページをめくって、度肝を抜かれた。「あなたはこれから"薔薇"という漢字を覚え、そして一生忘れません」。半信半疑で試してみると…おぉ!ほんとに書けるようになった。

本の内容を要約すると以下の通り。

 ・人間は五感で認知したものは全て記憶している
 ・重要なのは記憶することよりも、思い出すこと
 ・想起の基本は「一番難しいところだけを覚えること」

何が画期的かというと、"記憶する技術"というよりも、"如何にして効果的に想起するか"に焦点を絞ったところかな。ようるすに、ヘンデルとグレーテルの童話にあったように、自分達が歩いてきた道にパンくずを落としていくのと同じ。覚える手順がきちんとしていれば、思い出すときもはっきりと思い出せるというのがいわゆる"津川式"ということらしい。

この人、いろんなマスコミに声をかけられて無茶なノルマを達成させられてきていて(漢字が全く出来ない子が、一日で小学5年生の常用漢字200近くを暗記するとか、お笑い芸人に15分勉強を教えて、慶應大学の学生にテストで勝たせるとか)、そのエピソードだけでもなかなか面白い。

英単語に至っては、理論上一日で8,000近く覚えることが出来るのだとか(24時間無休で学習したらという仮定だけれど)。実際の理論の説明は最小限にとどめて、とにかく試してくださいよ!と言わんばかりに実例がひたすら載ってるのも好印象。立ち読みでも読みきれちゃうかも。

*「世界最速「超」記憶法/津川博義」講談社 ¥838
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# by yokohama-yugakuki | 2006-02-25 13:42 | ①Diary

134:Principles should be respected anytime.

e0026795_11382435.jpg企業小説の名手、高杉良(って、この前知ったんだけど)が実在の企業・東洋水産(マルちゃん)の創業からアメリカ支社の飛躍までをモデルに二冊にまとめた小説を読みました。

同名の作品は映画化もされていますが、来週一杯で上映が終わるそうです。

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*「燃ゆるとき/高杉良」角川文庫 ¥590
*「新・燃ゆるとき/高杉良」角川文庫 ¥667
*「ザ・エクセレントカンパニー/高杉良」朝日新聞社 ¥1,700
*映画「燃ゆるとき」

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創業期のどたばたを中心に描いた「燃ゆるとき」の最大の見所は、三井物産をモデルにしたと思われる第一物産とのノレン・予算を巡っての強かなやりとりと、日清食品をモデルにしたと思われる日華食品とのアメリカでの特許闘争。

地道な品質改良を基に着実にソーセージの売り上げを伸ばす東洋水産と、売り上げの上昇の根拠として自社のブランドを使用していることを主張し、株式を譲らない第一物産。契約書を全て公開せずに東洋水産に出向する社員を決定し、現場で9時5時退社、接待三昧、横柄な勤務態度を見せる第一物産の社員。不可解に思った社長が問い詰めると、そこには固辞したはずの"経営監督"の文字。怒りをあらわにするも、全く取り合おうとしない第一物産。

しかし面白いのは、これだけ理不尽なやり取りを続けながらも物産との取引は二冊目の「新・燃ゆるとき」の終盤まで続く。そして、物産の社員の中の何人かは幹部の相談役として味のある役回りを演ずるところ。当たり前だけど、好き・嫌いだけじゃビジネスは回らないし、辛いところでぐっとこらえることで大きな恩を売ることが出来ることもある。人間関係の力学が基本なんだな。

日華食品との特許闘争は熾烈を極める。全く根拠がない、日華食品のアメリカでの特許取得・東洋水産業績悪化の見込みというニュースをN経新聞とグルになって日本全土に流布。間接的な不利益を危惧した政府からは活動を規制され、風説の影響で事実売り上げは落ち込んでゆく。これに業を煮やした社長は、プライスなる辣腕弁護士を雇って日華の社長である安藤を徹底的に叩き潰す。過去の犯罪歴を暴き、カップラーメンの発明者であるという本人の主張もディポジション(宣誓証言)でコテンパンにのしてしまう。しかし強かな安藤は、示談と称して"挨拶料"1億円を請求。あまりに舐められたものだと森(東洋水産社長)が激怒し、この挨拶料の違法性を法廷で訴えることをネタにして事実上の勝訴を収める。

これだけ書くと勧善懲罰な単純構造の話だと思われるかもしれないけど、女性のセクハラ問題などのような上下の力関係が明らかになっている場合(消費者>企業も同じ)の法の下での争い以外では、最終的にどうあがいても無理やりなでっち上げで裁判を起こしてお金を巻き上げることが難しいことが、詳細な裁判の過程をなぞる事で伝わる。多分ここで描きたかったのは、逃げも隠れもせず、安易な妥協策に目もくれず、ひたすらに闘うことを選んだ社長の熱意だけど。

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アメリカ支社の建て直しを命じられた深井と、川森(彼は架空の人物)、彼らをとりまく人々を中心に描く後半の「新・燃ゆるとき(ザ・エクセレントカンパニー)」。映画化されたのはこちらの話です。

一つだけ取り上げるとすれば、ユニオン問題(日本の労組は企業ごとに組織されているけど、アメリカの労組は独立した団体で、企業・従業員の利益と必ずしも合致しないことも多く、闘争に疲弊して倒産する企業もあるらしい)。

この問題に対する対応の仕方も紳士的でモラルの高いものだと思うけど、なにより印象的だったのはユニオンで問題で先頭に立って社員を扇動していたフロアリーダーを解雇せずに雇い続けて、幹部研修まで受けさせたこと。結局小説では彼女は能力を開花させ、幹部として活躍することになる。実際に同じ問題が起きたときにここまでうまく話がまとまるケースばかりではないと思うけど、失敗に関して寛容(同じ失敗に関しては厳しいと思われる)で、短期的な利益だけではなくて、ぐっとこらえて長期的な目線で人の成長を評価しようとする姿勢は、確かに日本企業のよさなんじゃないかなと。一昔前に短期的な能力評価主義を導入して業績が悪化した企業は多いけど、働いている社員の可能性を信じて育てようとするカルチャーとは確かに相反するものかも。

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二冊を通じて一貫していたのは、ブルーワーカーに至るまで社員が「何のために働いているか」という目的意識がはっきりしていて、問題が起こるたびにその原点に戻っていた点。そこがモチベーションの根源であって、"美味しいラーメンでみんなの幸せに寄与するんだ"っていうブレない目的があったから、困難な状況下であっても適切な問題解決の手段を求め続けることが出来たんだと思う。

メキシコの市場に参入しようとしたときに、麺の精製に関して技術的な問題が発覚。メキシコ人の特性を考えればスープの味が合格点であるので売り上げは望めるという状況下で深井が言う、「カップ麺の品質を落とすことは、メキシカンのプライドを傷つけることになります。私は科学者のはしくれとして良心にもとることはできません。」という台詞も、この物語を一貫して貫いている"消費者に対する真摯な態度"っていうテーマを具現してると思う。

メーカーで働く以上、"何のために働いているのか"というテーマ、そして"そのテーマに反することをしていないか自分をチェックすること"を絶対に忘れないようにしないといけないなと戒められた。
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# by yokohama-yugakuki | 2006-02-25 12:26 | ②Buisiness


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