最近こればっかり聞いてます。キモチいいです。
で、本題。最近なにかと取り上げられ随分お茶の間にも定着した感のある言葉の一つに”ITベンチャー”というのがありますね。
とあるきっかけで教えてもらったのですが、先輩にいました。いわゆる”ITベンチャー社長”といわれる方が。
㈱ビービット、遠藤直紀氏です。
ユーザビリティという観点から企業の利益をしっかりアップさせるWEBデザインをするコンサルティング会社として取材も結構受けてるみたいです。
(例えば企業のHome pageのユーザビリティ(顧客にとっての使いやすさ)を追求するときに、使いやすくはなったけど利益は…というケースは結構多いらしく、その意味で結果を出すWebコンサルタントとでも言いましょうか)
記事の中で発見がありました。
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■UCD(本格的なユーザ中心設計)プロセスの中で最も肝心な部分はどこだと思いますか。
実は、インターフェイスを「使いやすく」するだけならば、それほど困難なことではないと思っています。本当に困難で価値があるのは「行動の概念図」を作ることです。
例えば、パソコンを販売するウェブサイトであれば、ユーザがパソコンを購入するまでの行動パターンはいくつも考えられます。しかし、私たちは、提供者側の想定シナリオに止まらず、実際のユーザの購買行動をモデリングしたいと考えています。
そこで、最初はテキストベースのシナリオを描いて、それを図式化(モデル化)していき、そのモデルをペーパープロトタイプなどを使って検証するという手法を使っています。デプスインタビューなど他の方法で行ったこともありますが、ユーザは自分のとった行動すべてを覚えているわけではありません。実際に、その場でやってもらうことが重要です。
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就職活動中もIT業界ってやつの企業は一つも受けなかったので、まったく理解がなかったのですが、これってまさにマーケティングですね。モデリングとう言葉を使ってはいますが、ようするに消費者と同じ目線にたって行動をトレースするということ。
実際にWebデザインをするという目に見える形が顧客にたいするアウトプットではあるんですが、結果を出すには水面下でのこういった地道なマーケティング活動が重要なんですね。ちまみに、この過程が結構大変らしく、大きなプロジェクトになると100人規模のユーザーを調査するみたいですね(社員数15人で、複数のプロジェクトが同時進行する中でこの規模は殺人的な気がします)。
これは仕事に関する記事ですが、
起業するに至った経緯などもなかなか面白いです。
興味のあるかたは是非一読あれ。
*「Usability」先進事例レポート/株式会社be Bit
*「DREAM GATE」2004年の記事/大企業を捨てた男
*ジャケット「DJ KAORI’S“RIDE”into the PARTY」